東洋医学の「万病一元、血液の汚れから生ず」という考え

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東洋医学では2000年も前から、「万病一元、血液の汚れから生ず

という考えがあります。

 

血液中の老廃物、有害物、有毒物が血液の汚れを作り、それが

病気の元になるという考え方です。

 

血液を汚す主な要因としては次のようなものが考えられます。

 

1 食べ過ぎや飲みすぎ

 

 

食べ過ぎ、飲みすぎをすると、血液中にコレステロール、中性脂肪

糖分、たんぱく質、水分などが増加し、その結果、肥満や脂肪肝が

起こり、GOT、GPTなど肝機能を表す数値が上昇してきたり、

多血症の傾向にもなります。

また、肥満は種々の内分泌系の働きを狂わせるので、ホルモンの

バランスを崩す結果にもなります。

当然、食べ過ぎの結果、老廃物も多くなります。

現代日本人の生活パターンを考えると、夜遅くまで、飲食をして

いることが多く、朝は食欲がないことが多くあります。本能が

「食欲がない」つまり「食べても消化する力がない」というサイン

を出しているのに、「朝食をしっかり食べないと健康に悪い」など

という説に呪縛されて、無理して食べている人も多いようです。

そうして、高体重、高脂血症、高血糖、高尿酸血症、高塩分血症

など、「高」がつく病気に悩むことになるのです。

 

2 運動不足

 

 

人間の体重の半分は筋肉で、体温の40%以上が筋肉で産生されて

いますから、運動が不足すれば体温は下がってしまいます。

昭和35年以降、急速な経済発展をした日本では家電製品の普及

交通機関の発達で筋肉労働や歩行が激減して、いつの間にか極度の

運動不足に陥ってしまいました。

運動不足が、日本人の低体温化の大きな要因の1つで、体温が低下

すると、コレステロール、中性脂肪、糖の燃焼が充分にできなく

なり、余剰物となって高脂血症、高血糖を招き、尿酸をはじめ、

種々の老廃物の燃焼、排泄も悪くなり、血液が汚れてしまうのです。

 

3 ストレス

 

 

身体にストレスが加わると、まず交感神経と副腎髄質が活動して、

血糖値、血圧が上昇する。同時に脳下垂体前葉の副腎皮質刺激

ホルモンの分泌が増加し、副腎皮質ホルモンの分泌が促される。

この状態が長期間持続すると、各種の病気が発生する。

ストレスが生じると、血液中にコレステロール、中性脂肪、糖

赤血球が増加し「血液が汚れる」ことがわかっています。また、

白血球の中のリンパ球がコーチゾールにより溶解し、免疫力が

低下してしまうことも明らかにされているのです。

 

4 冷え

 

 

「冷え性」という病名は西洋医学には存在しません。したがって

「手足が冷える」とか「冷えて体調が悪い」と訴えても、西洋

医学では取り合ってもらえないことが多いのです。

体温が平熱より1℃下がると免疫力が30%以上低下し、逆に、

平熱より1℃上昇すると、免疫力が5~6倍になるという研究報告

があります。

身体を温めると、免疫力が上がり、病気を治す力が促されます。

しかし、身体が冷えてしまうと、体内にコレステロール、中世脂肪

糖などの余剰物、尿酸、乳酸、ピルビン酸はじめ、種々の物質が

燃え残り、血液を汚すことになって、病気が発生してくることに

なってしまうのです。

 

 

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