メタボが持つ本当の怖さ

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厚生労働省の調査では40~74歳の男性の2人に1人が、女性では

5人に1人がメタボだという結果ですが、

実際には男性がメタボになるリスクは女性の4倍もあるといわれて

います。

 

 

メタボの原因は3つあります。

1つは「食べすぎ」、2つ目は「運動不足」、そして3つ目は男性

だけに当てはまるものなのですが、「男性の更年期障害(PADAM)」

なのです。

 

昔は更年期障害があるのは女性だけで、男性に更年期障害はないと考え

られてきました。しかし、男性でも更年期障害に苦しむ人が増えるに

従い、研究が進み、認知度も上がってきています。

 

女性の更年期障害が、女性ホルモンであるエストロゲンの低下によって

もたらされるように、男性の更年期障害は男性ホルモンである

テストステロンの低下によってもたらされます。

 

男性の更年期障害はうつ病に似た精神症状を主とします。そのため、男性

のうつ病患者の中にはかなりの数の男性更年期障害が含まれていると

いわれています。

女性の更年期障害は誰もが経験する自然のリズムに即したものです。

しかし、男性の更年期障害は明らかに異常なものなのです。

 

本来、男性ホルモンは30歳をピークに年に1%ずつ、死ぬまで徐々に

低下いきます。

 

しかし、男性更年期障害が現れる人というのは年に1%ずつしか減少

しないはずのテストステロンが、急激に低下してしまうのです。

 

男性更年期障害の様々な症状はこの自然のリズムに反した「急激な

テストステロンの低下」によって生じるのです。

そしてその原因は「ストレス」にあるといわれています。

 

この急激なテストステロンの減少とメタボがどのように関係してい

るかを説明したいと思います。

 

若い人と中高年とでは同じ食べ過ぎと運動不足の状態でも、若い人は

内臓脂肪ではなく皮下脂肪として蓄えられるため、肥満になってもメタボ

リック・シンドロームになる人はあまり多くありません。

 

男性ホルモンのテストステロンが低下すると、同じ脂肪の蓄積でも、

皮下脂肪ではなく、内臓脂肪として蓄えられやすくなるというデータが

提示されています。そして、内臓脂肪には皮下脂肪にはないとても怖い

性質があるのです。

 

それは「アディポサイトカイン」と総称される、体に悪影響を及ぼす

ホルモンを生産するという性質です。

 

 

通常ホルモンというのは適量なら身体によいが多すぎると悪影響を及ぼす

という性質のものですが、このアディポサイトカインだけは違います。

悪玉ホルモンで生産されないほうがいいホルモンなのです。

 

アディポサイトカインに含まれる代表的なものとしてはインシュリンの

働きを低下させて糖尿病を誘発する「レジスチン」や血管に炎症を起こ

して動脈硬化を誘発する「TNF-a」などがあります。

 

内臓脂肪の蓄積が糖尿病や高血圧、脂質異常症を促進させる理由も、この

アディポサイトカインにあるのです。

 

 

 

 


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